爪噛みを10歳でやめた母とやめたい娘

子どもが爪を噛む姿を見て悩んでいませんか?

私自身も、娘が爪噛みをやめられないことにモヤモヤしていました。

注意をしたらダメ!

愛情不足!

こんな情報もたくさんみてきました。

実は、私も爪噛みがやめられない子どもだったのです。

ただ、経験からして愛情不足と感じたことは一度もありません。

言えることは、ヒマだからしていただけ。

特に理由もなく、手持ち無沙汰で、「することあったあった〜」とこんな軽い気持ちで爪を噛んでいました。

そんな私が爪噛みをやめたきっかけは、姉の綺麗な指。

私には姉がいるのですが、姉のキレイな手、指に憧れました。

やめたら、綺麗な指になれるんだー

そうです。

憧れる存在が爪噛みをやめる要因になりました。

目次

1.私が爪を噛みをやめたきっかけ

当時10歳の私。

周りと自分の存在を意識し始める頃です。

爪を噛む私の指と、爪がキレイに伸びる姉の指。

見るからに違いますよね。

やめたい、やめたいと思いながらもやめられないクセが、自分でももどかしかったのを覚えています。

ある日、姉に言われました。

「やめたら、こんなキレイになるよ!」

「なりたくないの?」

爪噛みやめたい!キレイな指になりたい!!

そんなのもちろんなりたいに決まっている!

姉にとっても、妹の爪噛みのクセ、どうにかしたかったのかもしれません。

今思えば単純ですが、この言葉で気持ちが固まりました。

それほど姉のキレイな指は、私にとって強い憧れだったんです。

その憧れの気持ちだけで、長くやめられなかった爪噛みのクセをやめることに成功しました。

私もやればできるんだ。

キレイな指に近づける!!

繰り返し、自分で言い聞かせていました。

ひたすら意識して、紛らわせて、我慢して・・・

今度こそはやめるんだ!と。

一本の指から始めました。

そして、少し伸びた爪を見た時は、心から嬉しくなりました。

この指できたなら、こっちの指も。

そうして少しずつやめることに目標を持ち、頑張っていました。

自分でなかなかやめれなかったクセが、やめれる!

少し伸びた爪をまた伸ばすのには、もう時間かかることはなくなりました。

私は爪噛みのクセを、やめました。

本当にやめたかったんです。

姉の背中押してくれる言葉が、心に響いたのは間違いありません。

2.娘が爪を噛むきっかけ

娘が爪を噛むきっかけになったのは、幼稚園のとある夏休みのこと。

下の子を出産して、産後まもない私は、横になり身体を休めることが多かった時のです。

あるメディアを使用中に、爪を噛むようになっていました。

ただ眺めながら、爪を噛む。

そんな感じでした。

気付いた時にはすっかり爪噛みがクセになっていました。

身体を休めていることにも罪悪感が・・・

自分の爪噛みは愛情不足を感じなかったと言い切れる。

けれども、娘には色々我慢をさせたのかな。

もしかして、愛情不足??・・・

そんな訳ない!愛情たっぷりしか注げない。

そこは自信を持って大丈夫だな!

一人で納得していました。

やめさせようと声をかけたり、意識を変えたりと試行錯誤。

ただ、すでにクセになっていて爪噛みをやめることはできませんでした。

やめさせたいと注意したくなるのが親心

爪噛みを注意したらダメ!と分かっていても、どうしてもやめさせたいのが親心ですよね。

叱るわけではなく、どうにかやめさせたいなと悩みました。

ただ名前を呼んだり気を紛らわせる。

それくらいしかできませんでした。

時は流れて娘10歳の年。

まだまだやめなかった爪噛み。

長ーーい爪噛み期間。泣

お母さんも10歳まで爪噛みをしていたから、あなたの気持ちも分かるよと日常会話からこんな話になりました。

どうしたい?と思い切って聞いてみました。

お母さんも爪噛みやめたの、ちょうどあなたと同じ年齢の時だったよ。

やめたい!!

娘はそう言いました。

ふっと自分が爪を噛んでいた過去を思い出しました。

そうだ。私もやめたかったんだ。

やめたいけどやめられない葛藤

今まで、ただ娘の爪噛みをやめさせようとしていた日々。

やめたいのにやめられない。

私自身が経験したこの気持ち。

そうじゃない、娘もやめたがっているなら、やり方がある!!

それから私のやめた実体験を話し、やめたら綺麗な手になれるよと励ましました。

どうしたら爪噛みをやめれるか、娘と考えました。

娘ももちろん、爪の伸びたキレイな指に憧れていることを話してくれました。

娘もお年頃。

葛藤していたんですよね。

一緒に共感することで伝わる安心

娘と爪噛みをやめるには、何が一番良いか考えました。

  • 色付きマニキュアを塗る
  • 爪用シールを貼る
  • 苦味成分の入ったマニキュアを塗る

この中から、自分でできそうなのを選びました。

10歳ということもあり、自分の意見を出して、自分で決める。

それがよかった様です。

なぜなら、やめれるかも!と自分で希望を持ったから。

共感して伝わる安心感もありますよね。

お母さんは爪噛み、そしてやめたことを経験済み。

応援してくれる。

頑張る!!!

そんな気持ちが芽生えた様です。

娘が選んだのは、爪に塗る苦味のあるマニキュアでした。

とても苦い!笑

もちろん私もなめてみますよね!

娘も一緒に塗りました。

これを塗った日から、娘は苦ーいと言いながら爪を噛まない意識が始まりました。

ふと爪を口に入れた時の顔。そして目が合う。

笑ってはいけないけど、笑ってしまう。

いや、笑って良いや。

笑ってやめれるなら、笑おう。

早く試したかったなぁ

娘の爪噛みの結果は、このひと言が物語っています。


結果的に!!娘の爪噛みは一旦やめることができました。

一旦です。笑

おわりに

一旦、爪噛みのクセをやめることに成功しました。

子どもの爪を噛む姿を見るのは、親としては悩みます。

けれども親が何度も伝えても、クセをやめることはなかなか難しいことです。

実際、本人も気にしていたりするんですよね。

嫌なこと言われたと機嫌も損ねます。

そんな時は成長の時期を見つつ、共感して声をかける

それに尽きます。

あとは、子どものやめたい気持ちがプラスされたら、きっとあなたの気持ちがふっと軽くなります。

ちなみに一旦はやめた爪噛みのクセですが、感染症の自宅待機中に復活してしまいました。

理由はヒマだったからだそうです。笑

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